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Adobe Dimensions CC とは

2017年10月にAdobe CCの新しいラインナップに「Dimensions CC」がリリースされました。

Dimensions CC で何ができるの?

・パッケージのイメージデザインを作成できます。

3Dソフトに縁遠いグラフィック系のデザイナーの方の中にはIllustratorの3D機能やPhotoshopで一生懸命作り込んでいる方も多いかと思います。

これからはDimensions CCの登場によって、よりリアルなイメージビジュアルを簡単に作りだせるようになります。

■あれ?昔も似たような名前のソフトがなかった?

Adobeはかつて「Adobe Dimensions」というソフトをリリースしていました。

今回の Dimensions CCは、まさに後継ソフトと言えるでしょう。

ここがすごい

背景はCGではなく写真を使うのですが、
3Dオブジェクトを写真のパースに合わせて角度調整してくれます。

さらに、明るさ、光源までも写真から推測して調節してくれます。

この処理にはAdobeの開発した人工知能「Adobe Sensei」が使われています。
便利ですね!

プリセットでいくつかのオブジェクトが使えるようになっていますが、Adobe Stockで追加購入もできます。

簡単な図形を組み合わせて自分で1から作る事もできますが、複雑な立体物を作るのは難しそうです。

Illustratorの3Dオブジェクトは読み込める?

ここで試したくなるのがIllustratorの3D機能を使って作成したオブジェクトを読み込む、という事ですが、残念ながら読み込めません。
これはDimensions CC側の問題ではなく、Illustratorの3D機能自体が擬似的な物であるのが原因です。

Photoshopレイヤーでの出力も可能

作成したイメージはPhotoshopレイヤーで出力されます。
Illustrator、Photoshopがメインのデザインの現場ではありがたい機能ですね。

さいごに

メインで使うことはないと思いますが、
ちょっとしたリアル立体イメージを求められる現場ではこれから大活躍するソフトになるのではないでしょうか。
商品イメージ、パッケージカンプなどを作成する機会の多いデザイナーさんは覚えていて損のないソフトだと思います。

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