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エディトリアルデザイナーってどんな仕事?

エディトリアルデザイナーとは、雑誌・小説本・カタログ、マニュアル等、複数ページに渡る書籍のデザインを行うデザイナーです。

 

 

紙質の選定を含め、表紙のデザインだけを手がけるデザイナーをブックデザイナーと呼びますが、
エディトリアルデザイナーがブックデザイナーを兼任する事も多く、境界は曖昧です。

 

 

誌面の美しさやデザイン性はもちろん、文字を読みやすくデザインしなければいけないので、文字組みのセンスや知識が多く求められます。

 

 

 

エディトリアルデザインの大変な所は、文字校正です。
数十ページ、数百ページに渡って、誤植がないか確認しなければいけません。

 

 

 

エディトリアルデザイナーが働く場所は主に雑誌編集部など、書籍を扱う企業です。

 

 

ただし普通のデザイン事務所でもカタログや小冊子の仕事を請け負って、エディトリアルデザインを行う時もあります。

 

 

 

使用するソフト

Illustrator、Photoshopの他に、雑誌レイアウトには必須となる『InDesign』も使用します。

 

 

 

エディトリアルデザイナーに必要な勉強

エディトリアルデザイナーは、読者が快適に本を読むために、どのような書体を使ってどのようなレイアウトが良いのか、どのような紙が触りやすいのかを熟知するために以下のような知識が日必要とされます。

 

・製本の知識
・紙の種類、材質の知識
・印刷方法の知識
・文字組、書体に関する知識

 

 

 

一般的なグラフィックデザイナーは、乱暴な言い方をしてしまうと知識が多少曖昧でも出来てしまうのですが、エディトリアルデザイナーはそうはいきません。

 

特に、製本の知識、文字組・書体に関する知識は、本の読みやすさに大きく関わってくるので、グラフィックデザイナー以上に詳しくなければいけません。

 

本の装丁(カバーデザイン)まで手がける場合は、その本の内容を魅力的に伝えるため、印刷方法や紙の種類も含めてデザインを考えなければいけないので、グラフィックデザイナーよりシビアでこだわりのある作業と言えます。

 

 

グラフィックデザインの現場でも、クライアントから書籍デザインの依頼が来たらエディトリアルデザイナーとして作業をしなければならないので、作業しながらコツを覚えていくケースもあります。

 

 

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